top of page

KoH T TIMES

2021.07.13

デニムとは思えない肌触りと、やわらかく快適な着心地
岡山・井原産デニムを「海洋深層水」で洗い加工したSHIN-KAI Denimが話題

DSC09133_3_cut 2.JPG

作業着として発展し、長く愛されてきたデニム。

日本でも愛好家も多く、ジーンズの似合う著名人に贈られるベストジーニスト賞なども盛んで、あまりお洒落に興味のない人でも、1本は持っているだろうアイテムである。

岡山デニムが世界的に有名になり、日本国内でも様々な加工を施したデニムが登場しているが、今新たに「海洋深層水」で洗い加工したデニムが話題になっているという。

Denim_body_10.jpg

海洋深層水。飲料水として注目を浴びているのはご存知の方も多いだろうが、デニムの洗い加工に用いる事で一体どのようなメリットがあるのだろうか。

​通常、陽の光が届く海面近くでは植物性プランクトンが光合成をし、海中の様々な栄養素を消費している。

しかし、光の届かない水深200m以下では光合成ができない為、海中の栄養素がたっぷりと含まれている。

その栄養素、ミネラルを薬剤の代わりに洗い加工に用いるそうだ。

Denim_LP_5.jpg

薬剤で洗うと、デニム生地そのものにダメージを与え、インディゴが漂白されて、あのジーパンの風合いが出るのだが、海洋深層水だとデニム生地が傷まず、とても滑らかな表面のまま、柔らかな風合いに仕上がる。ミネラルがインディゴと溶け合う事で、薬剤では出せない深みのある色合いになる。

そして、通常の洗い加工よりも水道水消費量の削減、薬剤を使用しないので、薬剤を作る際に使用されていたエネルギー消費量やCO2排出量、排水時の環境負荷の削減など、エコでサスティナブルな点にも注目だ。

Denim_LP_3.jpg

デニムの生産だけではなく、縫製も国内で行っている。海外のメゾンブランドのコレクションピースの制作を請け負うこともある、まさに世界トップレベルの職人たちの手によって作られた芸術品のようだ。

裏側まで美しく仕立てられている。肌に触れる部分だからこそ、着る人のことを考え、丁寧に縫製されている。

DSC09182_1 2.JPG

海洋深層水で洗ったデニムは、デニムとは思えないほど柔らかな肌触りと風合いになっている。程よいストレッチ性もあり、ジャケットを羽織っていてもストレスなく動くことができる。パンツのバックウエストがゴムになっているので、長時間座っていても疲れにくくリラックスしていられるのもポイントが高い。

_Z8A8469.jpg

撥水・防汚加工が施されており、自宅で洗えるイージーケアな点も魅力的。シワになりにくいので、出張時にスーツケースに入れて運んでもアイロンいらずなのは嬉しい。

海洋深層水のおかげで生地が傷んでいないため堅牢度も高く、頻繁に着ても長い間綺麗な状態で着ることができる。

​まさにサスティナブルなセットアップだ。

bottom of page